2017年後期が始まります。

『正午の伝説 』作別役実に文芸フェスタと外の劇場でも挑戦する細田、平山、稲垣、新田の稽古をみた。よく稽古してあった。しかし、本番までにやれることは多々あるだろうと思う。傷病兵の『我慢する身体』をどう描くかはやはり重要であろう、天皇制を主題とするこの作品において国家の責任について深く考えてみなくてはいけない。別役実の得意な身体性は、書くことによって発見する身体とも言える。私は本当に別役作品が好きなのだ。これを20歳の学生達がどうよむか?どう表現するべきなのか?新しい感覚で描き演じてくれるだろう。『考えたよ、考えただろう?考えなかったとしたらごめんだけどね。』という台詞にも自分が何者なのかを疑う?意味が込められている。排便を我慢する無意味な身体、女を暴力的に向かわす環境、居場所をみつけようとする個人、曖昧な死、望んだ結果になる、責任の不在を感じるのである。今も変わらず責任の不在は続いている。そこをどう描くのか?役者達一人一人の力が必要である。4人がぶつかり合いそれぞれに表現することに期待する。学生達は自由に劇団やカンパニーを立ち上げてほしい。世界は豊かにそうして美しく進んでゆくのですね、きっと、そう。
近畿大学では、富山ダンスコンクール、卒業舞踊、卒業演劇、ドラコミ、文芸フェスティバル公演が続きますので関西の皆様無料ですので足を運んでいただければと思います。
ちなみに私は何もしていません。他の先生方は夏休みを稽古についやし大変だったと思われます。卒業ゼミを持つのは恐怖ですねー普通に稽古ですから、やる気もなく稽古に参加できない学生は戯曲か論文をとって卒業するしかありません。そうして下さい。個人で書く作業はこれもまた孤独な地獄が待ってますが…それしかないです。

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